ニトリなどの4社で販売している「糖質カット炊飯器」に対して、消費者庁から景品表示法違反(優良誤認)にあたるとして措置命令が出されました。
登場当初から話題にはなっていた糖質カット炊飯器ですが、なぜ消費者庁から措置命令が出たのか理由を解説します。
他にも調べたことをまとめています。
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そもそも「糖質カット炊飯器」とは?
糖質カット炊飯器とは、炊飯時に米の糖質を減らすことができるという商品です。
糖質制限ダイエットや糖尿病の予防・改善に効果的だということで、近年人気が高まっていました。
ニトリのウェブサイトには、糖質カット機能により、通常の炊飯で炊いたときと同じ炊きあがりで、米の糖質がおよそ48パーセントカットできると書いてありました。
糖質カットに合理的な根拠が無いと判断される
しかし消費者庁は、この表示には合理的な根拠がなく、消費者に誤解を与えるとして、ニトリなど4社に対し、景品表示法違反(優良誤認)で再発防止を求める措置命令を出しました。
消費者庁の調査によると、糖質カット炊飯器で炊いた米は、通常の米より多くの水分を含んでおり、総重量が増えたことで見かけ上の糖質の割合が低くなっているだけだということです。
実際には、糖質の量はほとんど変わらないか、むしろ増える可能性があるとのことです。
まとめ
消費者庁は、糖質カット炊飯器を購入した消費者に対して、商品の返品・交換・返金などの対応を求めるように4社に指導しました。
もし糖質カット炊飯器を購入された方が居たら、購入したメーカーに連絡して相談すれば返品、返金の対応をしてくれるかと思うので、一度問い合わせてみましょう。