
国会にて、自転車の道路交通法違反行為について、2年以内に「青切符」が導入されることが決まりました。
「青切符」というと、主に車で出されているイメージでしたが、自転車でもスマホを操作しながら運転する「ながら運転」や、信号無視、一時停止違反などで取り締まる対象となります。
そこで今回は、今まで自転車はどのレベルで取り締まりが行われていたのか、そもそも切符の種類はどんなものがあるのか、について解説します。
今までの自転車の交通違反の取り締まり
今までの自転車の交通方違反については、多くは「警告」、いわゆる注意レベルでした。事故を引き起こした、あるいは警告に従わない重大な違反については、刑事処分となる「赤切符」が出されていました。
上記の通り、これまで自転車に対してはそもそも、「青切符」が無かったのです。
自転車に「青切符」を導入するに至った背景
この10年、自転車に対する「赤切符」の対象が3倍以上に増えています。
全国的には交通事故の件数が減っていますが、自転車事故の件数は増加しています。自転車が関わった死亡事故・重大事故のうち、7割が自転車側の信号無視、一時停止無視が原因ということが分かっています。
さらには「キックボード」などの新しい乗り物の選択肢が増えているということもあり、この様な背景から、そもそも事故を引き起こさせないため、交通ルールを守らせようと取り締まり強化のために「青切符」が導入されます。
交通違反切符の種類
交通違反切符は、違反の性質に応じて異なる種類があります。これらの切符は、違反者が受けるべき処罰の種類と程度を示しており、運転者が法的な責任を果たすための手段となります。
青切符:軽微な違反
青切符は、主に駐車違反のような軽微な違反に対して交付されます。これは、現場での支払いが可能であり、違反者は指定された期間内に反則金を支払うことで処理が完了します。
黄切符:やや重大な違反
黄切符は、速度超過や信号無視など、やや重大な違反に対して交付されることがあります。この種類の切符は、通常、裁判所での審理を必要とし、違反者は出廷するか、あらかじめ定められた罰金を支払うことによって処理されます。
赤切符:重大な違反
赤切符は、飲酒運転やひき逃げなど、非常に重大な違反に対して交付されます。この切符は、裁判所での審理が必須であり、有罪判決が下されると、罰金や免許停止、場合によっては懲役刑が科されることもあります。
これらの切符は、違反者の運転記録に記載され、将来的な違反時の処罰に影響を与える可能性があります。違反切符を受け取った運転者は、適切な対応を取ることが求められます。違反の種類に応じて、反則金の支払い、裁判所での審理、あるいは弁護士との相談を検討する必要があります。
交通違反切符を無視したらどうなる?
交通違反切符を無視すると、法的な問題が発生します。
反則金を支払わなければ、最初に支払いを促す通知が届きます。それに応じないと、裁判所から出廷命令が出され、さらに無視すると罰金額が増額されたり、免許停止などの追加処罰が科されることがあります。重大な違反の場合、逮捕されるリスクもあります。
また、未払いは信用記録に悪影響を及ぼし、保険料の増額や就職活動に不利になる可能性があります。
適切な対応を取り、安全運転を心がけることが重要です。これにより、自分自身と他者の安全を守り、法的なトラブルを避けることができます。交通違反切符は、単なる紙切れではなく、遵守すべき法的な義務を示すものです。違反切符を受け取ったら、指定された期間内に適切な手続きを行うことが求められます。
まとめ
安全運転と交通法規の遵守は、個人の安全だけでなく、公共の安全にとっても不可欠です。
交通違反切符は、違反行為に対する警告であり、法的責任を果たすための手段です。違反切符を受け取った場合、迅速な対応が求められます。適切な手続きを行うことで、罰則を避け、信用記録を保護し、将来的な問題を防ぐことができます。
毎日の運転で法規を遵守し、注意深く行動することで、事故のリスクを減らし、より安全な道路環境を作り出すことができます。安全運転は、私たち全員の責任です。交通法規を守り、安全な運転を心がけることで、事故のない社会を目指しましょう。

