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祝日はどうやって決まるのか?決め方や日が変わる理由

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先日、2024年の祝日が内閣府から発表されました。

しかしこの祝日、どのようにして決められているのかご存知でしょうか?

本記事では祝日の決め方や意味、歴史などについて解説していきます。

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祝日は法律で決まる

日本の祝日は、「国民の祝日に関する法律」(略して「祝日法」)で定められています。この法律は、昭和23年(1948年)に制定され、その後何度も改正されてきました。祝日法には、祝日の日付や名称、意義などが記されています。例えば、元日は「年のはじめを祝う」という意味がありますし、憲法記念日は「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」という意味があります。

では、祝日法は誰が作るのでしょうか?

実は、祝日法は国会で議決される法律です。国会には、衆議院と参議院という二つの議院がありますが、両方の議院で過半数の賛成を得ることで、法律が成立します。つまり、祝日は国会議員たちが話し合って決めるものなのです。

祝日はなぜ変わるのか

祝日法は、時代や社会の変化に合わせて、何度も改正されてきました。そのため、昔と今では祝日の数や日付、名称などが違っていることがあります。

例えば、昭和の日は昭和天皇の誕生日だった4月29日に設けられた祝日ですが、平成になってからは「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」という意味に変わりました。また、平成31年(2019年)には、新天皇の即位に伴って、5月1日が「即位の日」として祝日になりました。

祝日が変わる理由には、様々なものがありますが、代表的なものには以下のようなものがあります。

  • 国民の休日を増やすため
  • 国民の関心や意識を反映するため
  • 国際的な事情に対応するため

例えば、成人の日や海の日などの祝日は、かつては日付が固定されていましたが、平成12年(2000年)から「ハッピーマンデー制度」というものによって、月曜日に移動しました。

これは、祝日を月曜日にすることで、土日と合わせて3連休にして、国民の余暇を充実させようという目的がありました。

また、山の日は平成28年(2016年)に新たに設けられた祝日で、自然に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝するという意味があります。これは、国民の自然への関心や環境保護への意識を高めるために作られました。

さらに、スポーツの日は、平成31年(2019年)に東京オリンピックの開催に合わせて、7月24日に移動しました。これは、オリンピックの開会式に合わせて、国際的なスポーツの祭典を祝うとともに、スポーツを楽しみ、健康で活力ある社会の実現を願うために行われました。

祝日と日本の文化

祝日は、日本の歴史や文化とも深く関わっています。祝日には、それぞれに意味や由来がありますが、それに伴って、食べ物や風習などもあります。

例えば、こどもの日には鯉のぼりを飾ったり、柏餅やちまきを食べたりします。春分の日や秋分の日には、お墓参りをしたり、おはぎやぼたもちを食べたりします。これらの行事は、日本の四季や自然を感じるとともに、家族や先祖を大切にするという日本の文化を表しています。

また、祝日を通じて、日本の歴史や人物についても学ぶことができます。例えば、建国記念の日は、日本の建国をしのび、国を愛する心を養うという意味がありますが、この日は、日本書紀によると、神武天皇が即位した日とされています。

文化の日は、自由と平和を愛し、文化をすすめるという意味がありますが、この日は、日本国憲法が公布された日でもあります。さらに、天皇誕生日は、現在の天皇の誕生日である2月23日に設けられた祝日ですが、これは、天皇が日本の象徴であるということを示しています。

まとめ

日本の祝日は、法律で決められているもので、国会で議決されます。祝日は時代や社会の変化に合わせて、変わったり、増えたりしてきました。それぞれに意味や由来があり、日本の歴史や文化とも関係しています。

祝日を知ることで、日本の国や国民についてもっと理解することができるでしょう。祝日には、その意味を考えて過ごしてみませんか?

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