毎年12月になると発表される「流行語大賞」。テレビやネットで話題になりますよね!でも、発表された言葉を聞いて「え、なにそれ? 聞いたことない…」って思ったことはありませんか?
実は、インターネット上でも「知らない」「聞いたことがない」という声が毎年たくさん上がっているんです。
そこで今回は、なぜ私たちにとって「知らない」「聞いたことがない」言葉が流行語大賞に選ばれることがあるのか、その理由をわかりやすく解説していきます!
流行語大賞ってどんな賞?
そもそも流行語大賞ってどんな賞なのでしょうか?
流行語大賞は、その年に流行った言葉や、社会現象を反映した言葉に贈られる賞です。 選考委員は、言葉の専門家である大学の先生や新聞社の記者などが務めています。
なぜ「知らない」「聞いたことがない」言葉が選ばれるの?
では、なぜ私たちが知らない言葉が選ばれることがあるのでしょうか? 考えられる理由はいくつかあります。
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情報源の違い
- 私たちは、主にテレビやインターネットで情報を得ていますよね。
- 一方、選考委員は、本や論文など、私たちとは違う情報源から言葉を選んでいる場合があります。
- そのため、私たちが普段目にしない言葉が選ばれることがあるんです。
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世代間の違い
- 若者で流行っている言葉が、大人にはわからないということはよくありますよね?
- 選考委員は大人の方が多いので、若者言葉が選ばれると、知らないと感じる人が多くなってしまうんです。
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地域差
- 都会で流行っている言葉が、地方では全く知られていない、なんてこともあります。
- 選考委員は都会に住んでいる人が多いので、地方に住んでいる人にとっては「知らない」言葉が選ばれやすいかもしれません。
選考基準は?
流行語大賞の選考基準は、以下の2点です。
- その年に新しく生まれた言葉、または、新しい意味で使われるようになった言葉
- 多くの人の話題になった言葉
つまり、単に流行った言葉だけでなく、社会現象を反映した言葉や、時代を象徴する言葉が選ばれやすいと言えるでしょう。
流行語大賞のトリビア
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過去には、受賞を辞退した言葉もある!
1994年にノミネートされた「すったもんだがありました」は、当時の内閣総理大臣が受賞を辞退しました。 政治的な言葉は、受賞を辞退されることもあるんですね。
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選考委員の意見が割れることも!
どの言葉を受賞語にするか、選考委員の間で激しい議論が交わされることもあります。 過去の選評を見ると、選考委員それぞれの意見や考え方が垣間見えて面白いですよ。
まとめ
今回は、流行語大賞に「知らない」「聞いたことがない」言葉が選ばれる理由について解説しました。
流行語大賞は、時代の変化を映し出す鏡のような存在です。 これからも、流行語大賞を通して、言葉の面白さや奥深さを楽しんでいきましょう!